NIPPON QUALITY Corporate Exhibitor

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株式会社スガイワールド
 【クリップファミリー】東京

Success Case Introduction
成功事例紹介

NIPPON QUALITYへの出展が、
新たなステイタスに
2011年に創業した株式会社スガイワールドは、遊び心あふれるデザインギフトを企画、製造するメーカー。ひげのカタチをした愉快な付箋「ひげ付箋」ひとつから事業がスタートしました。オリジナル商品はすべて自社で企画開発し、日本の町工場の協力を得ながら出来る限り環境に配慮した素材で製造しているのが特徴です。「世界にもっと夢と想像力を!」そんな願いをこめて商品開発に取り組む同社の人気商品が、世界15カ国で販売されるまでに成長した足跡を辿ります。

INTERVIEW

01 : Information

海外販路開拓への取り組みは、
アメリカの展示会視察がきっかけ

眺めているだけでほっこりしてしまう、愛らしい動物やモンスターたち。5分間水に浸けるだけで好きな形に曲げて遊べる新感覚の紙クリップ「クリップファミリー」は、もともと紙専門加工会社からファイバー紙を使った商品開発の共同研究依頼があったことが誕生のきっかけでした。「ファイバー紙は木より硬いため加工が難しく、素材の厚みや幅が0.1mm変わると硬さや吸水率が変わります。何度も試作しテストする必要があり、最適な厚みと形の割り出しに苦労しました」と、須貝悠代表は振り返ります。2015年に発売すると、「クリップファミリー」は大ヒット商品となり、その頃から展示会、Webなどからの問い合わせを通じて海外からの引き合いも増えてきたそう。2016年にアメリカの展示会を視察したことをきっかけに、本格的に海外販路開拓の取り組みをスタートすることになりました。
愛らしい動物たちの表情に思わず笑みがこぼれる「クリップファミリー」。5分間水に浸けると好きな形に曲げることができる
02 : The Reason

NIPPON QUALITYの出展条件と
自社製品のコンセプトがマッチ

「2017年のNIPPON QUALITYブースを訪問した際、その立地の良さと洗練された明るいデザインに惹かれました。常に人で賑わっている状態でした。それまで、NIPPON QUALITYの存在はなんとなく知ってはいたものの、日本の伝統工芸品ではない弊社の商品が出展する場所ではないのかなと思っていました」と語る、須貝代表。ちょうどその頃、「クリップファミリー」が海外のバイヤーに高く評価されるようになり、アメリカでの展示会出展にも手応えを感じ、さらに輸出を拡大したいと考えていた矢先のことでした。「2018年のNIPPON QUALITYの募集にはステーショナリー部門があることを発見したので、改めて自社商品を見直してみました。素材は日本製であり、環境に配慮したものであること、日本の高い技術によって作られていること、デザインやその使い方に新規性があることを認識。応募してみたところ出展が決まった、というわけです」。
カラフルでユニークなモンスターや動物など、何種類も集めたくなってしまうバラエティ豊かなラインアップが魅力
03 : Nippon Quality

事前に取引先をリサーチして、
商談がよりスムーズに運ぶよう工夫

展示する際には、わかりやすく、美しく、洗練された印象を与えるよう工夫したという須貝代表。「特に商談が決まっていたバイヤーに向けては、先方のウェブサイトをよく確認して、送料や発送方法なども含めてすぐに提案できるよう準備しました。また、ブースでの立ち位置や態度などについても意識しました」。一つひとつの出会いを大切にするという姿勢が伝わってきます。「バイヤーからは、商品の新規性、エコフレンドリーな素材である点、商品パッケージが和英併記されている点、価格やミニマムのハードルがさほど高くない点などが評価されました」。
商談が成立した台北の未来式有限公司は、出展したクリップやカード以外にも8種類の商品を導入、さらに2018年12月にオープンした新店にはスガイワールドコーナーを展開。パリのHoghanからは、会期中に少量発注したのちに売り上げが好調だったことからリピート注文を受けるなど、各社と良好な関係を継続しています。
オフィスシーンでは、書類を留めるクリップやインデックスとして使用するほか、本のしおりにしたり手帳にはさんだりと身近なものに添えて日常的に楽しめる
04 : The Merit

セミナーの開催やマッチング制度などサポートが手厚い

NIPPON QUALITYに出展して良かったと思う点は、ただ場所を提供されるということだけでなく、出展者をきめ細やかにサポートしてくれる体制にあると須貝代表は言います。「事前に開催されたセミナーは、大変勉強になりました。商談の進め方や海外マーケットについてなど、役立つ情報をたくさん得られたと思います。英語や中国語の通訳の方や、輸出、海外の商習慣に詳しいアドバイザーの方々がついてくれている安心感もありました。海外バイヤーとのマッチング制度では、成約率の高さも魅力です。バイヤーだけでなく、同じ出展者の方と横のつながりができ情報交換ができたことも有意義でした。集客力のあるブースに低予算で出展できることは、とてもメリットが大きいと思います」。
企画・デザインを担当する須貝悠代表(右)と、海外取引、経理、出荷を担当する須貝美由紀マネージャー(左)
05 : Next Stage

取引先を増やしつつ、
長く続く関係を築いていきたい

今後の同社の展望について尋ねると、「少しずつ海外の取引先を増やし、一度きりにならず長く続く関係を築いていきたい。現在は特にアメリカ、アジアの取引先が増えているので、さらに今後はヨーロッパの取引先が増えるよう、パリの展示会への出展も検討しています」と、意気込みます。「NIPPON QUALITYには、今後も継続的に展示会を開催してもらいたいですね。ギフトショーに限らず、いつか他の国内の展示会や、海外での開催にも期待したいです。NIPPON QUALITYという取り組みのブランドイメージを国内外にアピールし、NIPPON QUALITYに出展したことがある出展者はすごい! というステイタスがつくられていけばいいな、と思います」と、須貝代表は期待に胸を膨らませます。今後も、世界中に笑顔をもたらしてくれる、同社のキャッチーでユニークな製品開発から目が離せません。
形を変えてオブジェとして飾ったり、ペンスタンドに引っ掛けてフックとして使うことも可能。アイデア次第でいろんな楽しみ方を見つけることができる
カメラマン:根津 佐和子 ライター:河合 かおる

企業DATA

株式会社スガイワールド [東京都]
創 業:2011年
代表者:須貝 悠
所在地:東京都世田谷区用賀2-12-4-202
2011年に東京でスタートした、遊び心溢れる商品を企画、製造するメーカー。オリジナル商品はすべて自社で企画デザインし、日本の町工場の協力を得ながらできるだけ環境に配慮した素材で製造。スガイワールドの想像力豊かな商品は、日本全国をはじめ、アメリカ、ヨーロッパ、アジアなど世界15カ国のミュージアムショップ、書店、ギフトショップなどで扱われている。